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【セミナーレポート】新規事業推進者のためのアイデア発想法

【セミナーレポート】新規事業推進者のためのアイデア発想法

bridgeは、株式会社システムインテグレータと共催で、オンラインセミナー「新規事業・新製品の企画に適したアイデア発想法と落とし穴?~アイデア発想法とアイデアを発展させるためのポイント~」を実施しました。

本セミナーの動画視聴ご希望の方は【こちら】

多くの企業で、イノベーションを起こすためにアイデア発想会を実施しています。しかし、これはというアイデアが出ず、「ジョブズのような天才じゃないと無理か」と思いながらマンネリ化していることも多いようです。

しかし、あきらめる前にもっと工夫できることがあります。

世の中には100を超えるアイデア発想の手法がありますが、その中からテーマ(新規事業企画や新製品企画など)に適した発想法を正しく使うことが大切です。

また、生まれたアイデアをどのようにみんなで発展させ、優れた企画に育て上げるかも重要なポイントです。

今回は、セミナーでお話しした内容を一部抜粋してご紹介します。

第1部

第1部では、bridgeの大長より、アイデア発想コンサルを行ってきたノウハウをもとに、アイデア出しにおける落とし穴と成功のポイントをお伝えしました。

◆アイデア出しでどんな困りや課題がありますか?

よく聞く悩みとしては、

「既視感のあるアイデアしか出てこないんです…」
「面白いアイデアにならなくて…」
「アイデアはよかったんだけど、お客さんの評価はいまいちで…」

という声があります。

「既視感のあるアイデアしか出てこない」場合には、組織、業界の原理原則がアイデアの枠を規定すると良いです。

面白いアイデアにならないのは、慣れれば慣れるほど、大きな絵をみることができなくなることが原因です。

お客さんの評価がいまいちなのは、どのようにすれば顧客に買ってもらえるかに終始してしまうことが原因です。

アイデアが出ないチームの あるある7選

1. アイデアはワークショップで考えるもの

潜在意識を働かせましょう。
どんなアイデアが必要かわからなければ、脳の潜在意識は働きません。
googleアラートなどで強制的にヒントを得る仕組みをつくることも良いです。

2. アイデアを出すための問いがあいまい

適切な問いがアイデアの質と量を高めます。まずは、適切な問いを考えることから始めましょう。

3. アイデア出しはプロジェクトの後半で

プロジェクトの前半からアイデアを考えましょう。
前半は思い込みや仮説でOKです。

4. ブレストに頼りっきり

個人で考えたアイデアは比較や統合がしやすいです。
個人で考えきる時間を作り、アイデアを共有し、みんなで発展させましょう。

5. アイデアを批判しそうな人をメンバーに加えない

アイデア発想における3段階の思考アプローチがあります。

大切なのはモードを区別し、順番を守ることです。

6. アイデアを付箋だけで表現

アイデアを視覚化(プロトタイピング)しましょう。
プロトタイプは、チームが少ないコスト、エネルギーでさまざまな「正しい」 答えを実験できるようにし、機会や限界を早い段階で表面化させ学びを加速させます。

7. フレームワークの穴埋めで終わってしまう

みなさんの組織ではいくつ当てはまりますか?

 

 

第2部

第2部では、株式会社システムインテグレータの梅田氏より、アイデア発想ツール「IDEA GARDEN」を使ってテーマに適したアイデア発想法を実践する仕組みを、事例を交えてご紹介しました。

経営者は、「社員の発想でイノベーションを起こしたい」と願っています。

しかし、機会・手法・仕組みの提供をしないと、アイデアを出すのは難しいです。

 

アイデア発想のために、手法を4つに分けられます。

1)ヒントをもとにインスピレーションを湧かす
2)複数のメンバーでアイデアを高める
3)課題や目標を論理的に整理して、発想を思いつく
4)ペルソナを設定したり、ユーザーニーズから発想する

IDEA GARDENとは、社員一人一人がアイデアを創出し、それをみんなで育てるためのアイデア創出プラットフォームです。

全ての経営者が抱える共通の悩みは「社員のアイデアが出てこない、出てもろくなアイデアじゃない」というものです。

しかし、これは社員のせいではなく、会社がアイデアを出す環境や機会を提供していないからです。

「そんなことはない!」と思う方は、3つの項目に当てはまるか自己チェックしてみてください。

 

☑アイデアを発想する機会を積極的に作っていない
…「アイデア湧いたら提案して」で出てくるほど甘くはありません

☑アイデアを発想する手法を使っていない
…ただ「考えろ」と言ったって、なかなかアイデアは湧きません

☑アイデアを蓄積して共有する仕組みがない
…全社員のアイデアがその場限りで資産になっていません

 

これまで多くの企業で振り返ってもらったのですが、すべて当てはまるという回答がほとんどでした。

 

社員がアイデアをたくさん出し、会社の将来に活かしていくためには、

1)アイデアを発想する機会を積極的に提供する。
2)アイデアを発想しやすい手法を使う
3)アイデアをその場限りにせず、会社の資産として蓄積・管理する
4)アイデアを共有してみんなで育ててゆく

という環境や仕組みを提供する必要があるのです。

これを実現する専用ツールが「IDEA GARDEN」です。

実は、チャットツールやカンバンボードなどの汎用ツールを使ってもなかなかアイデアが出てきません(多くの企業の悩みです)。

「IDEA GARDEN」は、アイデアを生み出して財産として蓄積・管理するために作られた「アイデア創出プラットフォーム」なのです。

【IDEA GARDENの詳細はこちら】

 

IDEA GARDENは、「社員のアイデアを企業経営に活かす」という目的を実現するツールですので、業界や分野を問いません。

とにかく「テーマを決めて、Gardeningを開催する」ことで目的に近づいていきます。

次のようなテーマがよく掲げられますが、テーマは無限です。

テーマを決めてヒントを見たとたん、社員の脳が活性化してアイデアが湧き出てくるのです。

・新事業、新製品のアイデアを出す
・既存事業、既存製品をよりよくするアイデアを出す
・販売促進、CS向上、マーケティング強化など、よりよい方法をみんなで考える
・生産性向上、品質強化、業務効率UPなど、業務カイゼンをみんなで考える

 

本セミナーの動画視聴ご希望の方は【こちら】

 

株式会社システムインテグレータとbridgeは、

・事業を拡大/成長させたい経営者の方
・新規事業開発や経営企画に携わっている方
・人事/教育担当者の方

を対象に、今後もこのようなセミナーを実施していきます。



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