TOPICS
本インタビュー企画では、bridgeメンバーが持つ専門性やルーツを深ぼりするとともに、現在進行中のプロジェクトや未来のビジョンについて紹介します。
第7回はインターンとして参加している早稲田大学の仲真吾さんです。
インターン 仲真吾(しんちゃん)
早稲田大学文学部2年 / Anone Project 運営 / Anone Lyric Project 企画責任者 /
入学と同時にコロナ禍に直面し、もがいている大学2年生。オンライン授業でありながらも、たくさんの尊敬できる学生と出会い、「自分を好きでいてくれる人に、人生をかける」をモットーに活動中。ミッションは「誰もが自分らしく、ワクワクしながら人生のきっかけをつかめる場づくり」ができる人になること。
bridgeを知ったのは、第6回のインタビューに登場する、同志社大学からの交換留学生、くるみさんの紹介でした。
興味を持ったのは、会社名を検索して出てきたページに下記のような言葉が書かれていたからです。
僕たちは、まず楽しみながら新規事業に取り組むということを意識しています。楽しんでやろうと思うと、自分たちで考えて自分たちでアイデアを出さないと。人からもらったものは楽しくない。自分のアイデアや仮説を顧客に問い、フィードバックを得る体験や、やりがいや楽しさを生み出すと考えています。(中略)互いに揺さぶったり、刺激を与える。そして一緒に考える。切磋琢磨しながらプロジェクトを前に進めていける関係を意識しています。
この文章を読んだとき、「これはまさに僕が求めていることだ」と感じたんです。
僕は大学1年生の頃、もともとの引っ込み思案な性格にコロナ禍の影響が加わり、なかなか大学に行けず、友達もできない日々を送っていました。
それが偶然、「学生が主体で運営する授業」と出会い、尊敬する先輩や仲間に背中を押してもらうことができたんです。
今では楽しく大学生活を送っていて、今度は反対に自分が「誰もが自分らしく、ワクワクしながら人生のきっかけをつかめる場づくり」を提供する側になっています。
こうした自分の体験とbridgeの価値観が重なる感覚があり、興味を持ちました。
「プロジェクトファシリテーション」という技術を学びたいという気持ちがあり、bridgeでのインターンを希望しました。
それまで座学で勉強はしていましたが、実践の機会がなかったんです。
学生団体の立ち上げや、コミュニティ作りに携わる度に、組織づくりの難しさを感じてきました。その課題をこの機会に解決したいと考え、インターンを希望しました。
僕はこれまで、モスフードサービスのプロジェクトと、ベンチャーズアカデミーのサポートに入らせていただきました。主な仕事内容は、ワークショップの撮影と運営のお手伝い、ナレッジを集約させたプレイブックの制作などです。
定期的に行われるメンタリングにも参加させていただき、半年間に及ぶプロジェクトの場合には、17回ほど同席することもありました。
どちらも「事業案を磨き込む」という点では共通していて、モスフードサービスのプロジェクトに関しては、エントリーから最終ピッチまでのすべての工程に携わりました。現場だからこそ体験できる機会に、多くの気づきや学びが得ることになりました。
特に印象的だったのは、どの企業の社員さんも「熱い想い」を込めて事業案を語る様子でした。ますます、実現したい気持ちを形にするサポートだと感じましたし、僕が目指す「場づくり」そのものだと思いました。
インターンを通して得られたことは、大きく2つあります。
1つは社会人に対する認識が変化したことです。僕の勝手なイメージですが、会社員は「やりたくないことを我慢してやっている」と思っていました。でもbridgeのメンバーは全然違います。
自分が実現したいことのために活動し、仕事へ前向きに取り組む。成長意欲が高く、自己投資を惜しまない姿に、社会人になってからの姿勢、在り方を学ばせていただきました。
2つめに得られたことは、関心の輪が広がったことです。インターンに参加した当初は「プロジェクトファシリテーション」だけが関心事でしたが、現在は新規事業やビジネス関連の知識、──例えばデザイン思考などに興味を持つようになりました。
目指す目標に向けて情報が集まるのではなく、関心が拡散し、まるで木の枝が広がるような感じに知識が増えています。
bridgeにインターンしなければ、このような体験は得られなかったと思います。
学生団体で新たなサービスを立ち上げる計画があるので、まずはそこで経験を活かしたいと思っています。大学の授業でも企業とのコラボレーション企画など、さまざまなプロジェクトを運営をする機会が多いので、そこでbridgeでの経験を反映したいですね。
現時点では、まだまだ提供できるものが少なく、悔しい想いをすることが多いです。1日も早く、学生ならではの立場を活かした価値提供をbridgeに還元できたらと思っています。
インターンは大学生の特権だと思っています。
学生の立場では行けない場所に、特別な切符で、学校では得られないことを経験できる。この特権を使わない手はないなと思います。
ぜひ一緒に頑張りましょう!