CASE STUDY
bridgeがしたこと
コロナによって社会全体の仕組みが大きく変わろうとしている今、食事によって人と人の間で共有されていた時間や空間、そして私たちの食のスタイルも変わろうとしています。
そんな中、株式会社モスフードサービスはこれからの「食を通じた幸せ」をお届けするために何ができるのか、未来に向けた議論をスタートしました。
bridgeは、新規事業公募コンテスト「
新規事業公募コンテスト「
bridgeは、プログラム全体設計、アイデア募集領域の検討 アイデア公募、審査 スキル研修、仮説検証活動への伴走など、この取組みを統合的にサポートしています。
全社員が参加可能な当プログラムは、起業家・投資家を招いたセッションや、顧客との対話を繰り返しながら課題を捉え直す検証活動を通じて、起案者自身の内なるアントレプレナーシップ(起業家精神)を発露させていくプロセスにその特徴があります。
2021年7月、書類選考を通過した9案(チーム)を対象に、社会起業家、専門家を招いたワークショップを開催。社員同士のピッチ&フィードバックや、起業家の創業ストーリーを追体験するイノベーターズセッションを通じて、自身の想いの言語化と実現したいアイデアの深堀りを行いました。
前半のイノベーターズセッションでは、株式会社ブラウンシュガー1ST 代表取締役の荻野みどりさんにお越しいただきました。
娘が4カ月のときに母とお菓子ブランド「ブラウンシュガーファースト」を立ち上げ。
地元福岡の障害者福祉施設やママたちにお菓子を作ってもらい、東京・青山の国連大学前のファーマーズマーケットで娘をおんぶして販売を始める。
その後、バターやマーガリン、ショートニングに代わる油としてココナッツオイルに出合い、2013年に株式会社として法人登記し、輸入・卸をスタート。
2018年には母乳の成分分析そして食事のアドバイスをする株式会社Bonyu.labを創業。
今回、荻野みどりさんには 起業家にとって最も重要なWILL(志)について、ご自身の起業家としての様々なヒストリーを交えてお話しいただきました。
新規事業公募コンテスト「
社内選考で選ばれた9組のアイデアのピッチを行い、bridgeメンバーだけでなく社員同士でのフィードバックを行いました。
正解のわからない事業開発活動においては、誰もが自身の考えや経験をシェアすることで、アイデア発展に貢献できます。
ワークショップでは「いいね」と「もっとこうなればいいのに!」というコメントを付箋によって色分けし、起案者にフィードバックする方法を採用しています。
後半のイノベーターズセッションでは、homeal株式会社代表取締役CEOでbridgeのメンバーの1人、鬼海翔さんが登壇しました。
2016年に社内起業家として新規事業(スタートアップスタジオ事業)の立ち上げ及び事業統括に就任。その経験を活かし新規事業コンサルティング部門の責任者 兼 ビジネスデザイナーとして、約50社及び100件程の新規事業/インキュベーションを支援。
2019年に幼児食宅配サービスを展開するhomeal株式会社を創業。2020年3月に販売10万食を達成するなど急成長を続けている。33歳、4歳の息子がいる一児の父。
今回、鬼海さんにはオンラインでご参加いただき、スタートアップ立ち上げのきっかけからどのように事業を伸ばしていったのかについてお話しいただきました。
オンライン上でも質問や対話を円滑に行い、原体験の力強さや共感性、サービスの価値を聞き手に伝える力を学び、次の2次審査に向けたピッチの良いお手本となる学びの時間になったようです。
今回のアイデアワークショップは、自身の想いとアイデアを発展させることを目的に企画しました。
イノベーターズセッションでは、社外の起業家をお招きし、彼らのビジョンや創業ストーリーを追体験しながら生の触発を、ピッチ&フィードバックでは、性別も年齢も部署も違う社員からのフィードバックを通じて、問題を捉えなおす機会を作りました。
2次審査では、9案から4案程度に絞り込まれます。
今回のワークショップを起点に、アイデア、そして起案者自身にどのような変化が生まれるのか、とても楽しみです。
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