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DX時代、多くの企業がイノベーションを起こす発想を生み出そうと取り組みを実施しています。なかでも近年増えている事例が、チームや個人でアイデアを考えて競い合う「アイデアソン」の開催です。
しかし、既存事業の成長や新規事業の立ち上げといった「成果」につなげられていないケースが多いのも事実。社内展開や社員の理解が不十分で盛り上がらない、イベントの開催自体が目的になってしまう、といったお悩みをよく耳にします。以前アイデアソンをテーマに開催したセミナーでも「より具体的に成果に結びつける手法」について知りたいとのお声を複数いただきました。
アイデアソンを単なるイベントで終わらせることなく、事業化につなげるためには何が必要なのでしょうか。
本セミナーでは、アイデアソンの企画から開催、そして「成果」に結びつけるまでのアプローチについて、具体例を交えて解説します。
10:00~10:40 第1部
アイデアソンを事業化につなげるためのトータルプラン
株式会社システムインテグレータ 代表取締役会長 梅田 弘之
イノベーション時代となり、社内アイデアソンを行う企業が急激に増えています。これを単なる「お祭りイベント」で終わらせず、着実に成果をあげるにはどうすればいいのでしょうか。アイデアソン開催のアナウンス、開催前の準備、当日の進め方、メンタリング(壁打ち)、アイデアソン終了後の結果の公開や取り組みなど、事業化に向けたトータルプランを真剣に考えてみましょう。
10:40~11:20 第2部
アイデアソン成功のポイントはコミュニケーション量にあり?
心理的安全性を担保し、ディスカッションを活性化させるアイデアソンの秘訣とは
株式会社NTTデータ イントラマート 経営戦略室 グループリーダー 兼
株式会社bridge プロジェクトデザイナー 2030SDGs公認ファシリテーター 七島 泰介
コロナ禍によって対面でのコミュニケーションが制限されたことで、社内・組織の中でコミュニケーションの機会が減ってしまったのではないでしょうか?新規事業創出や業務改革・改善、DX実現するには、さまざまな強みを持ったメンバーと共に推進していくことが重要ですが、社内・組織のメンバーは、特定のテーマに対してどんな強みや興味関心を持っているか、把握しにくくなっていると思います。
アイデアソンを通じて、テーマについてディスカッションすることで、お互いについて知ること(知り合い)、それぞれの強みのかけあわせを行うことで単なるアイデア出しの場ではなく、社内・組織の組織力を強化していくことに繋がっていくと考えています。アイデアソンのさまざまな効果効能を、成功に導くポイントとともにご紹介したいと思います。
■講師略歴
新卒で株式会社NTTデータ イントラマートに入社後、国内外の2度の出向経験の中で大手通信企業にて、新規クラウドサービスの立ち上げ、海外現地法人でのグローバ ルビジネスの立ち上げに参画。現在、経営戦略室にて中期事業計画のテーマである「顧客起点の経営改革」をリードし、2021年にスタートしたイントラマート社のユーザコミュニティIMUG(intra-mart Usr Group 通称:あいまぐ)の立ち上げ、企画運営に従事。
社外活動として、2020年12月から株式会社bridgeにて、新規事業創出支援に従事。また、2020年4月より、日本の有力ソフトウェアベンダーによる業界団体「MIJS(Made In Japan Software & Service)コンソーシアム」営業マーケティング委員会運営メンバーに参画し、組織横断のアイデアソンやインキュベーションプログラムを企画。2022年5月「2030SDGs公認ファシリテーター」に認定され、現在、SDGs楽しく学べる体験型カードゲームのファシリテーターを奮闘中。
11:20~11:30 質疑応答